就業規則
就業規則は、従業員が守るべき職場の規律や労働条件を画一的、統一的に定めた職場のルールブックです。複数の労働者を組織的に動かし、効率的に事業活動を行っていくために、基本的な労働条件や守るべき服務規律等を定めた就業規則の役割は大変重要です。
雇用する労働者が常時10人以上いる事業所では、就業規則を作成し、労働基準監督署に届け出ることが法的に義務付けられています。近年、労働者個人と使用者との間でのトラブルが増えています。労使トラブルが発生し、労働者が労働基準監督署等に相談を持ち込むと、まず会社側に確認されるのが「就業規則がどうなっているか?」です。就業規則が整備されていなかったり、あっても実態とかけ離れていたりすると、会社にとっては非常に不利となります。よくある例が、就業規則がないのに、懲戒処分を科したり、解雇をしたケースです。懲戒処分は原則として、就業規則に懲戒規程がなければ許されないのです。
労働者個人と会社とのトラブルで労働局などに寄せられた労働相談件数は、平成17年度に90万件超、その中には、労働者本来の義務を果たさず、権利ばかり主張する
問題社員によるものも多分に含まれていることでしょう。そのような問題社員から会社を守るためにも、リスク管理を意識した就業規則の作成が必須といえます。











