毎月の初めの日は、事務所全体会議の日となっており6月と12月は大掃除の日となっております。
昨日は、大掃除とはじめての避難訓練を行いました。
埼玉東部消防署加須南分署様よりご指導をいただきました。
まだ事業所での避難訓練をされていない方も自宅での火災時についても対応策を教えていただきましたので、参考になりました。
【お・か・し・も・ち】
職員初めてということもあり、小中学校生時代の懐かしい記憶をたどりながら訓練を行いました。
そこで、「お・か・し・も・ち」を徹底するように教わりました。
お・・・押さない!
か・・・かけない!
し・・・しゃべらない!
も・・・もどらない!
ち・・・ちかよらない!
皆さん覚えてらっしゃいますか?
かなり久しぶりの訓練のため、ワクワクながら挑んでしまいましたが「おかしもち」忘れていました。。。万が一に備え、再確認ができてよかったです。
【会社の住所・電話番号は電話付近に表示しておきましょう】
いざ通報!となったときに住所を正しく伝えることはできますか?
慌てて、通報者の自宅の住所や電話番号を伝えてしまうことがよくあるそうで、電話付近には必ず会社の住所・電話番号を表示しておくようにとアドバイスをいただきした。
住所・電話番号につきましては、弊社は顧問先様にお伝えすることが多いので常に自席に表示がされています。
【消火器は1ピン2ホース3レバーです!】
消火器っていざというとき間違いなく使うことができますか?15Kgくらいあるってご存知ですか?
消火器の利用手順は以下の通りとなります。
1・・・ピン(を抜く)
2・・・ホース(を外す)
3・・・レバー(を握る→
女性の場合は、うまく握れないので消火器を床に置き上からレバーを押す!)
いいですか?「1ピン2ホース3レバー」と記憶しましょう♪
消火器を噴射するのは、必ず避難経路とは反対側へ!
消火剤で視界が悪くなるため、避難経路は必ず確保しましょう。
消火剤の噴射時間はおよそ15秒程度しかありません。実際に噴射すると思いのほか長いので効果的に利用できるようしっかり使い方を覚えておきましょう。
噴射距離はおよそ5メートルとなります。安全・避難経路確保を第一として火元にめがけて噴射します。噴射方法ですが、炎を狙うのではなく、燃焼物を狙います。ほうきで掃除するように手前より消火していきます。ただし、調理油などの油の場合は直接噴射してしまうと油がはねたり飛び散ってしまい火元が増えてしまう可能性があるため、油の場合は燃えているものの上の壁及び天井へ向けて噴射し消火剤が降りそそぐように噴射します。
調理油の消火方法について、よくマヨネーズを入れる…などと聞くことがありますがこちらはマヨネーズも油なので結局燃えてしまうとのことでした。
それと、布等をかぶせる窒息消火は非常にやけどのリスクが高いためお勧めしないとのことです。
また、布等が熱をもって再発火ということもあるようです。
消火器での初期消火が一番被害を小さくとどめることが期待されるそうです。
アパート等には消火器が多く設置されていることも万が一に備え知っているとよいかもしれません。
消火器に種類があることをご存知ですか?
使い方は同じようですが、「蓄圧式」消火器はレバーを何度握りなおしても消火剤が残っている限り噴射することができます。「加圧式」の場合は、レバーを一度握ると出続けてしまいます。また、加圧式の消火器が古くなってしまうと破裂事故が起こりうるということもあります。
自宅に消火器がある場合は、「蓄圧式」か「加圧式」かも確認しておく必要があります。消火剤も種類があり消化液・粉末があり粉末はみなさんご存知の通り真っ白になります。かならず避難経路を確保することを優先とするため避難経路側には噴射しないよう気を付けてください。
また、余裕があったらですが、風上から風下へ噴射も考えられたらなおベストとのことでした。
万が一がないことが一番良いのですが、万が一が起きたとしても日ごろから訓練を行い実際に起きたときに被害が最小に住むように備えておきたいと思いました。
みなさんもぜひ、再確認してみてください。