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<p><span style="color: #ffffff;" data-mce-style="color: #ffffff;"><span style="font-size: xx-small;" data-mce-style="font-size: xx-small;">新<span style="font-size: small;" data-mce-style="font-size: small;">型コロナウイルス感染症の拡大に伴って影響を受ける事業主が増えている中で、4月1日~6月30日については緊急対応期間として雇用調整助成金の特例措置が実施されています。そもそもどういった助成金なのかという趣旨や概要を簡単にまとめまし</span></span><span style="font-size: small;" data-mce-style="font-size: small;">た。</span></span></p>

最低賃金 初の全国平均1,000円台に!

 

 毎年 10 月に改定される最低賃金ですが、かねてより政府目標として 掲げていた「全国 平均 1,000 円」をついに超えるほどの大幅な引き上げとなりました。

 

過去最大の引き上げ幅

各都道府県で最低賃金が 39〜47 円引き上げられ、全国の平均時給は 2022 年度より 43円高い 1,004 円となり、初めて 1,000 円台を突破しました。なお、全国平均 43円の引き上げは制度開始以来最大の引き上げ幅です。
時給(月額給与の場合は時間換算した額)が最低賃金を下回らないよう注意しましょう。

 

 

今後も引き上げが続く…!? 

岸田総理大臣は物価高を上回る賃上げを実現するため、2030 年代半ばまでに最低賃金を1,500 円に引き上げることを新たな目標にすると表明しました。
日本が時給 1,000 円を達成しても各国との開きは大きく、イギリスは 2022 年 1 月時点で1,400 円、フランスは1,385 円、アメリカは州ごとに異なるものの、ワシントン州では2,000 円と日本とは大きな差があります。
電気やガソリン等のエネルギーや食料品の高騰がこのまま続けば、世界各国なみの高時給の時代が来るかもしれません…!?
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