ホーム > けやきニュース > 労務情報 > 健康保険料、介護保険料が今年も改定されます!

労務情報

<p><span style="color: #ffffff;" data-mce-style="color: #ffffff;"><span style="font-size: xx-small;" data-mce-style="font-size: xx-small;">新<span style="font-size: small;" data-mce-style="font-size: small;">型コロナウイルス感染症の拡大に伴って影響を受ける事業主が増えている中で、4月1日~6月30日については緊急対応期間として雇用調整助成金の特例措置が実施されています。そもそもどういった助成金なのかという趣旨や概要を簡単にまとめまし</span></span><span style="font-size: small;" data-mce-style="font-size: small;">た。</span></span></p>

健康保険料、介護保険料が今年も改定されます!

 

 全国健康保険協会(協会けんぽ)の健康保険料率および介護保険料率は、例年3月分 (4月納付分)から見直しが行われています。
4月支払いの給与から改定となるため、給与計算の際には注意が必要です。 なお、雇用保険料率の変更は無く、昨年と同率となっております。

 

健康保険料率と介護保険料率について

  3月分(4月納付分)の協会けんぽの健康保険料率は各都道府県別の料率となり、首都圏に ついては下表のとおりです。なお、埼玉県は引き下げとなっています。
また、介護保険料率は1.82%から1.60%となり、こちらも引き下げとなっています。

 

 

協会けんぽ財政の今後の見通し

  全国健康保険協会(協会けんぽ)によりますと、昨年度は加入者の賃金が伸び、保険料 収入が増えたことなどから約4300億円の黒字となったほか今後に備える準備金も4兆 7000億円余り積み上がっています。
一方、今後5年間の収支見通しでは、賃金の上昇率を高く見積もった場合でも、保険料 収入の伸びは医療費の伸びには追いつかず、2027年度には赤字に転落して準備金の取り 崩しが始まるとしています。
協会けんぽは「今の保険料率は事業主や被保険者の負担の 限界水準だと認識している。医療費の適正化や健康寿命の 延伸に努め、できるかぎり現在の水準を超えないよう努力 したい」としています。